おじさんがブログをはじめました

今更ながらブログをはじめました。キャンプなど日々のこと。

謎の電球ランタン

詳細不明の珍品。リサイクルショップで掘り出してきたものです。

何者だ

Kryptonというロゴが入っています。ただならぬオーラを感じ、気がついたらこれを持ってレジにならんでいました。本体は金属製ですがステンレスとかでは無さそう。ブリキかな?なんともレトロで味わい深い形。

電球はLEDではなく、4.8V 0.75A クリプトン球というモノらしい。スイッチは真ん中がOFFで、右が点灯、左は赤で点滅します。電球色は結構明るいのに目に優しい感じがします。

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なんとも優しい光

赤点滅はピッカピッカ派手に光って、はっきり言って使い道がありません。

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なんだこれ煩わしい光

 

そして燃費最悪です。単一電池4本使用なんですが、単一ってあまりストックしないですよね。子供のプラレールももう遊ばなくなったし。試しに100均でスペーサーを買ってきて単三で使用できるようにしてみました。ちゃんとは計ってないですが、4時間程度で電池を使い切って消灯していました。ちなみに電池ホルダーはプラスチック製で、経年劣化のためかスプリングの圧に負けてヒビが入り、変形して壊れかかってます。ここが完全に壊れたら文鎮化します。

余命幾許も無いか

わかっちゃいましたが、キャンプで使うにはちょっとアレですね。無駄にデカくて重いので、現在は本棚のブックエンドとして活躍しております。

そのうち電球をLEDに交換してみようと思います。電池ホルダーは改造できなそうなので、中身丸ごと別物に換装できないかと妄想してみますが、あまりこういうモノに詳しく無いのでどうしたものか。。。

 

 

他にもこの手の謎のアイテム所有しています。どうも気になってしまうんです。

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SnowPeak スノーピーク ギガパワーランタン 天

ギガパワーランタン 天

20年位前に買ったものです。最近はオイルランタン中毒に陥りそればかり使っていますが、たまにこんなのも使います。やっぱこれはこれで良いですね。燃料の調節具合にもよりますが、小さいのにフュアハンドランタンなどより明るいです。

大丈夫、お前の事忘れてないよ

 

冬のテント泊で試しに一度持って行ったら、仲間から「あったかい気がする」と好評だったのでそれ以来冬は毎回持って行ってました。テントの中で使う事は推奨されていないので自己責任で。厳しい冬の山行に、くつろぎのひと時を与えてくれるなかなかのキャラです。

 

スノーピーク製品の品質はどれも折り紙付きですが、最近の商品はなんだかメタボ化していてあまり触手が動きません。しかしこの頃の商品はシンプルで機能美に溢れていて楽しい。厳しい登山でもガンガン使えます。そして今でも形は変わってないみたいですね。素晴らしい。

機能美

このマントル、少し綻びてますがなんかめんどくさくて、もう15年以上変えていません。他のマントル式ランタンを使った事ないのでわからないのですが、マントルってこんなに長持ちするものなんですかね。近々変えてみようかと思いますが、なにせ15年以上前の事なのでどうやってやったのか覚えていません。当時もなんとなくやっていて要領を得なかった事だけは覚えてます。なので苦手意識だけが残っています。どこかにマントルプロはいませんか。

 

ケースにしまう時は燃料ハンドルをちょっとだけオープンポジションにします。ガス缶に装着する時はこれを少し右にひねってちゃんと閉じてから。めんどくさいですが慣れてしまいました。イグナイターは付いていないので、ハンドルを開いてガスを出してからライターで着火します。

しまう時はちょっと開いて水平に

あと、最近おしゃれなOD缶カバーとかも販売されてて色々気になりますが、それ、いる?という妻の冷たいお言葉と蔑みの目線が怖くて購入に踏み切れていません。しかしキャンプブームが去るとそういう類のアイテムも市場から消えていくので、買っておくなら今なんですよね。真鍮製のやつとか。。。。

 

キャンプのメインランタンはこちら。

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死角に気を付けろ

出会い頭に猫と目が合い、お互い「はっ!」ってなる事、多々ありますよね。で、「何見てんだぁ?」的な態度を取られなんとなく申し訳ない気持ちになる。山の中でもそんな事が多々あります。

 

谷川岳、一ノ倉沢出合へと続く林道歩き。あの辺りはカモシカによく出会います。慣れてしまえばなんて事無いですが、初めて出会った時は結構ビビりました。なんとなく気配を感じて森の中に目を凝らすと、藪の隙間からジーッとこちらを見つめています。逃げるわけでもなくジーっと。目が合ってるような合ってないような。顔はこっち向いてるんですが目はどっち向いてるのか分かりません。もののけ姫の「シシ神様」のシーンを彷彿させる感じで、なんか不気味です。まぁ、山は彼等のテリトリーなので「いや、別に何でも無いです。気にしないでください」的な空気を醸し出して立ち去ります。

 

奥多摩辺りの岩場で、岩登りの練習中のことです。簡単なルートでも下手クソな人間にとってはいっぱいいっぱい。やっとの事で、フンッ!と体を持ち上げ岩棚の上に顔を出したらヘビが日向ぼっこ中。あっ、なんかスミマセン。。。でもこちらも必死なんです。持っていたカラビナ類でわざとらしくガチャガチャと音を立てて、退席していただきました。ヘビって普通に生活していると上から見下ろす事が多いですよね。普通の角度で見る分にはどうって事ないのに、ヘビ目線で20センチ位に近づくとなると、そんじょそこらのヘビでも結構迫力ありますよ?!

 

上越だったか南会津だったか忘れましたが、とある沢の滝壺付近。滝壺の事を「釜」と呼んだりしますが、その釜は深く流れが早いため泳いで滝に取り付くのは難しい。というわけで、釜の横の岩壁を、足場や手がかりを探り探りカニの様に横歩きで超えていきます。手がかりを探っては進む、探っては進む、探っ、グニュっ。岩じゃない何かを掴んでしまいゾッとして釜にドボン。流されスタート地点へ。。。岩の凹みの中にいた大きなカエルを鷲掴みにしてしまったようです。後ろを歩いていた友人によるとカエルが宙を舞い私が落ちていく姿がなかなか滑稽だったそうです。

 

東京・奥多摩雲取山だったと思います。その時歩いていたルートは一般登山道ではありますが、あまりメジャーでは無かったのかほとんど人に会いません。背の高いクマザサの薮に覆われ道幅は狭く、先が見通せない場所。心細さを感じながら歩いていると、斜面の上の方でガサガサと音がします。うわぁ。。。持っていた熊鈴を狂った様にに鳴らしまくり、頼む、近づいて来ないでと祈りながら。「ウォーッ、ホーッ!ハッ!」みたいな意味不明な雄叫びをあげまくります。しかしそんな事はお構い無しに、結構なスピードでガサガサが近づいてきます。そういう場面って、どうしたら良いかわからず結構動けない。変な汗が出て背筋が凍りつきます。

音がすぐ近くに来て薮から飛び出してきたのは、マウンテンバイクに乗った人でした。「すいませーーん」なんて軽く謝って走り去っていきましたが、、、鈴を振り回しながら雄叫び上げてる私がただの変態みたいじゃないですか。あんな山の上で自転車に乗る人がいるなんて思ってもいなかったので、相当恐怖でした。自転車の人も、人とわかる様に鈴とか付けて欲しいものです。

 

野生動物も怖いですが、人も怖いです。

 

人も動物も優しいキャンプ場はこち

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ペグハンマーアレコレ

ペグの記事を書いたらはやりペグハンマーの記事も書かないといけません。

ヒロシのぼっちキャンプを見ていると、足で踏んだりその辺の石ころでペグを打ってます。カッコいいですよね。サマになる。ヒロシさんの様なシンプル装備ならそれで十分です。

私はというと、ULキャンプからは程遠く、毎回夜逃げレベルの大荷物。ソロキャンプでもターブが無駄にデカいので、それを支えるペグを打つハンマーがやはり必要です。知人にはスノーピークの銅製ヘッドのヤツが完璧なバランスだよ!と薦められましたが、要はペグが地面に刺されば何でも良いんですよね。初めてキャンプに行く際、とりあえず家にあるモノで間に合わせて挑みましたが、いまだにそのとりあえずを使っています。

 

TENT FACTORY(テントファクトリー) ハンマー パワーハンマー TF-PHUM

子供もペグ打ちたいというのでお安いコレを書いましたが、こいつはダメでした。鍛造ペグを叩いたらすぐにヘッドが回転。新品購入でペグ一本も打ち込めず。強力な接着剤でくっ付けましたが、キャンプには持っていきません。

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安物買いの銭失い

 

角利産業 ポケッティ ネイルハンマー 8オンス

上記のハンマーがダメダメだったので、その後子供用に買った長さ18センチの小さなハンマー。子供が使うにはコレで十分ですし、大人でもアルミペグしか使わないならこれで事足りそうです。

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小さいは正義

 

SALEWA サレワ ハンマー

そしてとりあえず家にあったハンマーがこいつです。SALEWA(サレワ)というドイツの登山用品メーカーのクライミング用ハンマー。詳しい名称はわかりません。20年ほど前に当時登山歴50年の大先輩から譲り受けたモノです。決してオシャレキャンプアイテムではありませんが、骨董品の様な謎のオーラが出まくってます。シャフトのゴムは接着剤が劣化していたので強力接着剤で補修しましたが、岩にハーケンを打ち込むためのハンマーなので本体はかなり頑丈です。ペグ打ち薪割り日曜大工、なんでもこなすスゴイやつ。古いモノなのでいつかは壊れるかもしれませんが、それまでずっと使い続けることでしょう。

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とりあえずずっと使います

 

このハンマーで叩きまくられるペグたち

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ペグ遍歴

キャンプに絶対必要な道具の一つ、ペグ。

すみません、絶対必要は言い過ぎかもしれませんね。キャンプを始めるまでペグなんてまともに使った事無かったんですが、本格的に使うようになって結構面白いなぁと。沼ですね。

 

エリッゼ(ELLISSE)鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm

28センチ・190g/本。

一番最初にテントと一緒に買ったこのペグ。普通に使いやすいと思います。良くあるこの手の商品のひとつなので、正直違いが分かりません。

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鍛造ペグ エリッゼステーク 28cm

 

ユニフレーム ステンレスペグ

20センチ・50g/本

短いけど優秀です。超軽量とはいきませんが、重ねてコンパクトになります。柔らかめの地面などに最適で、クルっと回転することなく地面への食い付きが良いです。硬めの地面だと抜きづらい事があります。

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ユニフレーム ステンレスペグ

 

ユニフレーム ジュラパワーペグ200

20センチ・17g/本

テント本体やフライの張り綱などはこれをメインに使ってます。とても軽くて丈夫で、少々硬い地面でも刺さります。地面の硬さや風の強さなど天気次第で上記のステンレスペグと使い分けてます。

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ジュラパワーペグ200

 

エキスパートオブジャパン クロモリピンペグLL(C6) L(C5)

L(C5)18センチ・40g/本

LL(C6)30センチ・80g/本

クロムモリブデン鋼という素材を使ったニッチなペグ。高スペックな割に軽くてコンパクト。一番のお気に入りです。

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クロモリピンペグ

こちらの記事で紹介しています。

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Boundless Voyage チタンペグ

16.5センチ 7.8g/本

軽量化!チタン!ロマンに負けて買いましたが、今の所ここまで軽量化する必要無かったですね。細いのでハンマー使えないし、硬い地面には刺さりません。本当にチタンだと信じたい。サスティナブルな焼き鳥の串として使えそうです。

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チタンペグ

 

アライテント スティックペグ

16センチ・10g/本

軽くてコンパクトで良いんですが、やはりハイキング用ですかね。普通のキャンプではユニフレームジュラパワーペグの方が使いやすい感じがします。

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スティックペグ

 

i-WANO 岩野ペグ

30センチ 192g/本

よくある鍛造ペグがひと工夫されたデザインで個性派のアイテムに。このツメ、単に物を引っ掛けるだけじゃなくて、ちょっとユニークな使い方もできます。

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岩野ペグ

こちらでちょっとだけテクニカルな使い方を紹介しています。

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ユニフレーム ちびペグ

8センチ 5g/本

焚火台の風防の固定が楽になる名脇役

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ちびペグ

 

砂地に適したペグなどまだまだ知らない世界も多いですが、私が使った中で強度と軽さのバランスが良く使いやすくてオススメなのは、「ユニフレーム ジュラパワーペグ」と「エキスパートオブジャパン クロモリピンペグ」です。車横付けキャンプばかりなので色々持って行って試して遊ぶのもまた楽しいですけどね。
散財の末この沼から這い上がった先には結局、ペグなんていらねぇ、そこらへんの石ころとか木に巻き付けるのが一番!とかいう方向性に落ち着くんでしょうね。

 

ちなみに、時々ペグについている黄色いマーカーはホームセンターの電材コーナーで売ってる絶縁キャップというものです。こちらの記事で紹介しています。

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i-WANO 岩野ペグ レビュー

i-WANO 岩野ペグ

インターネットには魔物が住んでいます。購入履歴からのオススメ商品とか、ほんと、何なんですか。魔物は沼にハマって抜け出せない私を更なる深みへと追いやります。

魔物のせいで我が家に届いてしまったこの商品、上部についたこの突起?ツメ?特徴的なペグです。小さなランタンなどの物を引っ掛けたり、ペグ同士で組んだり色々使い方があるとの事。

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面白いモノを考えるなぁ

しかし私は見た瞬間にピンときました。これ、ロープの固定につかえます。登山で使うエイト環(エイトカン)という器具の要領ですね。エイト環は器具とロープの摩擦を利用してブレーキをかける事で主に懸垂下降に使われます。この岩野ペグの形状、難しいロープワークを使わなくても自在金具無しで張り縄を調整可能なんです。

 

クイっと曲げたロープを穴に通して、

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輪っかを広げて、上下のツメに引っ掛ける。

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これだけでそこそこ摩擦が効きます。まだ固定はされていないので引っ張ると抜けますが、ピンと張らない程度の長さに調整しておいて。。。

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あとはテント側のロープを適宜巻きつけるだけ

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5mm位のロープであれば2〜3周位巻いておけばガッチリ固定できますが、ロープの張り具合に応じて巻く回数を増やしても大丈夫です。その後ペグをもうちょい打ち込んで完成です。

普通に30センチの鍛造ペグとして優秀なので大型タープのメインポールの張り縄に使用したりしますが、最初にペグを打って自立させるタイプのテントやタープの場合、流石にスライドする普通の自在の方が使いやすいんですよねぇ。風対策でタープの張り縄を増やす時なんかに気分次第で使う事もありますがフック式の便利な自在金具を使う事の方が多いです。ガッチリ固定できるのは良いですが逆にサッと緩めるのは難しいので使い所に悩みます。アルミ製でもう少し軽くて小さいものとかあったら、ソロキャンプとかで活躍しそうかなと思いますが。。。

 

お気に入りのペグはこちら。

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2022年 3月下旬 Rcamp 勝浦 【フォレストキャビン】

2022年3月下旬、Recamp勝浦のフォレストキャビンにてファミリーキャンプ。

花粉症がキツイこの季節、昨年のかずさオートキャンプ場テント泊では鼻水に溺れかけくしゃみ連発で脳震盪気味になり涙で前が見えない瀕死の状態だったので、今年はユルいバンガロー泊にしてヤバくなったら室内に逃げ込む作戦です。勝浦付近の杉の花の見頃は終わっていましたが、結果としてはまぁまぁキツかった。そりゃそうですよね。自宅にいてもキツイんですから。

オートキャンプしあわせの丘リゾートというキャンプ場をリニューアルしたこちらのキャンプ場、サイトの作りや各キャビンの配棟などは昔ながらの感じですが徐々に現代風にアップデートしている模様。

 

フォレストキャビンF-2 デッキ

今回お邪魔したのは、薪ストーブ付きのフォレストキャビンF-2。平日とはいえなんとこの2泊でフォレストキャビンエリアに泊まるのは我が家だけ。貸切でした。沼を見下ろす丘の上ですが、デッキには防風カーテンが固定してあり景色は見えません。でも秘密基地っぽくてワクワクするので、これはこれでイイ。

 

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秘密基地系

 

フォレストキャビンF-2 BBQスペース

景色を見たい時はすぐ脇に設置されているタープ下のBBQスペースで。焚き火もできますが、防炎タープではないので低めの焚火台を使用してくださいとの事でした。ただしF-1とF-2はBBQスペースがピッタリくっついているので、繁忙期などはお隣のBBQ丸見えです。ちょっと気まずい位に距離近い。今回はガラガラだったのでくつろぎスペースとしては最高でした。

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右上に見切れているのがお隣のタープ

 

薪ストーブ

設置されている薪ストーブはコロンとしたかわいいフォルムで子供たちにも好評。燃焼室が意外と小さいので、ホームセンターで買った長めだったり太すぎる薪はそのままでは入りませんでした。2日目は1日中肌寒かったので初めての薪ストーブを堪能。うーん、欲しくなってしまった。

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魅力いっぱい罪な奴

 

フォレストキャビン 室内

室内はシンプルで広々。マットレス4枚が用意されていますが、厚さ3センチ位で割と薄手です。底冷えが心配で持参したキャプテンスタッグのテントマットが役に立ちました。エアコンとコンセント有。

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シンプル

その他の薪ストーブ付きフォレストキャビン

薪ストーブ付きのフォレストキャビンは2022年3月現在でF-1、F-2、F-4、F-14の4棟のみ。どれも通常のキャビンよりプライベート感がある作りになっています。F-4は左手の森の奥にお寺とお墓が見えますがちょっとした離れのようなロケーション。沼を見下ろせます。お墓と沼って、なんかゲゲゲの鬼太郎感が。

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F-4

F-14は奥まった位置にありこちらも離れっぽい。景色は良くないですがフォレスト感は強いです。冬のお籠りキャンプならむしろこちらの方が良いかもしれません。

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F-14

 

その他通常のフォレストキャビンや水回り

その他のキャビンは通路に面して近い間隔で整然と並んでおり、デッキ丸見えでプライベート感は無いです。車が横付けできない棟もありました。ポテンシャルは高めだと思うので今後特色のある施設に改良されると良いですね。とはいえこの昔ながらのシンプルで落ち着いた感じも悪くないとも思うので、宿泊できる棟数を減らして一部を図書館など雨の日でも楽しめる使い方をするのも良さそうだと思いました。

水回りはこのエリア専用のものがありますが、炊事場はともかくトイレは男女1ユニットずつしかないので、混雑していると厳しそうです。管理棟が割と近いのでそちらを目指すのも手かと思います。ちなみに洋式水洗ウオッシュレット付きで、綺麗にされていました。

フォレストキャビンエリアは地図上では道路に近い感じがしましたが、不思議と車の走行音は気になりませんでした。

 

様々な宿泊施設

谷を挟んだ対岸の丘の上にあるタイニーハウスという施設も気になっていましたが、元気いっぱいの大きなお友達が宿泊していたようで。。。あっちにしなくて正解でした。隣との距離が近い感じだったので、鉢合わせてしまったキャンパーさんの心中お察しします。テンション上がって盛り上がるのは仕方ないですが、談笑は常識的なボリュームでお願いしたいですね。

その他、常設テント付きのコンテナハウスや幌馬車の様なタイニーハウスなど、個性的な施設が随所にありました。

 

テントサイト

各テントサイトもチラ見しましたが、整然と並んでいる印象でプライベート感も薄いです。1区画がそこまで大きいわけでもなさそうでしたので、繁忙期は人口密度が高くなりそうな感じ。桜の木の下でお花見キャンプができそうな区画もありました。新しく造成されたサイトなどもあり、今度徐々に手を入れて行く感じかもしれません。

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今後に期待

 

予約・注意点

今回、初めてなっぷで予約をしました。予約確定後LINEで事前チェックインをし、風呂などの予約もLINEで行うというイマドキのシステムです。30分単位で区切られ各時間帯に14枠と決まっていますが、入浴時に予約確認などもせず時間になったら勝手にどうぞという形なので、時間にルーズなお客さんもいました。正直この予約に関しては、ん??という感じでしたが、平日で空いていたからユルい感じだったのかもしれません。土日や連休など混雑時は早めの予約が必須のようです。

各アクティビティなどの内容もLINEでチェックできますが、例えばさも楽しそうに書いてあるDIYルームなどはスタッフの方に尋ねたら、現在閉鎖中との事でした。ウェブサイトにそういった最新情報などは載っておらず、現地でしか確認できません。せっかくLINEを使ってるんだからその手の情報は更新してほしいものです。

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イマドキ

 

まとめ

ツッコミどころもありますが、管理棟はオシャレだし、風呂やシャワーは無料で快適だしwi-fiも完備。若くて物腰柔らかい感じのスタッフのみなさんも好印象です。場内随所でキャンパーを楽しませようという心意気を感じました。こだわりの強いキャンパーやソロキャンパー向けではありませんが、普通にファミリーでユルくキャンプするぶんにはとても良いキャンプ場です。稼働率と快適性、設備投資のバランスを取るのには苦労も大きいとは思いますが、今後のアップデートに期待します。

 

昨年の花粉キャンプ

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