おじさんがブログをはじめました

今更ながらブログをはじめました。キャンプなど日々のこと。

夏休みの自由研究とは一体・・・

最近は、子供の夏休みの自由研究の出来で親のレベルが分かると言われているとか。怖い時代です。博物館などに展示してある研究レポートを見ると、どう考えても自分でやっていないだろうというものばかり。

我が家といえば、子供の宿題の面倒を見るのは在宅勤務が増えてしまった私の仕事。当初「自分で調べてやる事に意味がある、なるべく自分で考えてやりなさい」と諭すも8月中旬になってもゼロ地点。し、仕方ない・・・やるしかないのか。しかし、暑い、だるい、めんどくさい。まぁ、上位を狙うわけでもないので、適当にインターネットでネタを調べて実験をする事になります。

レポートも懇切丁寧に書き方を教える、というかほぼ私の言った通りにパソコンで作成です。「どんな事に気がついた?」「こういう場合はどう考える?」「読む人に何を伝えたら良いと思う?」などと、おじさんの頭の中で組み上がっているレポートのストーリーに沿うように誘導尋問の嵐。なるべく子供に考えさせるようにはしているのですが、本当にこれで良いのでしょうか。。。

その中で結構困るのが、「この研究をしようと思った理由」という項目。明確にレギュレーションで決まっているわけではありませんが、この手のレポートには必須の項目です。

子供曰く「いんたーねっとでみつけました」

素直でよろしいですがよろしくありません。なんとかして日常生活の中での「小さな疑問」なるモノを捏造し、それに関する情報をたまたま両親が知っていた、または図鑑等に少し載っていたのでインターネットで詳しく調べました。という流れに持っていかなければなりません。今の時代、全部を図書館などで調べるという体にするのはありえないので、正直にインターネットの力を借りた、と記載する方がリアリティがありますよね。

兎も角、なんとかして15ページほどのしょぼいレポートを作り上げコンビニで印刷し、実験時のメモと一緒にファイリングして無事に提出です。

 

夏休みも終わり、学校の授業が始まり数日経ったある日の日中、突然学校から連絡が入ります。一瞬、何かやらかしかのかと思いましたが、なんとレポートが学年代表の数点の中に選ばれたので、市内のコンクールに出展するとの連絡。

あの程度のレポートで代表だと?他の親達はよっぽどやる気がなかったのか。もう少しマシな内容を捏造すれば来年もイケるのでは?来年のテーマは何にしようか?夏までまだ時間がある、とのんびりしてるとマズイです。おじさんの日常は瞬く間に過ぎていきます。この間紅白歌合戦見たのに気が付いたらまた紅白見てるよ!という感覚を自分の意思に関係なく毎年毎年繰り返してますから。今から少しづつネタになりそうなモノにアンテナを張っておかなければなりません。

 

ああ、こうやって世の大人達はまんまと乗せられるわけですね。

 

遊んだ後は子供も大人も勉強あるのみ!

ojisanga.hatenablog.com

 

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