おじさんがブログをはじめました

今更ながらブログをはじめました。キャンプなど日々のこと。

アウトドア系映像を見て思う

世の中、アウトドア系映像が溢れかえっています。

癒されたい時はやはり「ヒロシのぼっちキャンプ」が一番です。適当に買った惣菜を温めて食うだけ、というユルさがたまりません。ヒロシさんのYoutubeも良いです。普段からテレビに出ている人なので見ていて安心感があり、その道の先駆者として安定感があります。

そのほか、キャンプに行く前などはそのキャンプ場を紹介しているyoutubeなど見てなんとなくサイトの目星をつけたり、予習をしてから行きます。便利な反面行ってからのお楽しみ感は減りますけどね。

 

だいぶ変化球かもしれませんが、アウトドア系映像(?)としてお気に入りなのが、「アイガー北壁」というドイツの映画です。何の捻りもないド直球なタイトルですね。癒し系でもなんでもないし、これを見て予習してアイガー北壁にいくつもりは1ミリもありませんが。

厳しい自然の中での命の駆け引き、緊張感のあるリアルな映像に圧倒されます。本当にどうやって撮影したのか、不思議です。ともするとハードボイルド一辺倒になりがちなテーマですが、ルイーゼというヒロインの存在が人間ドラマを際立たせ、エンタメとしてのバランスも良い作品だと思います。ルイーゼを演じるヨハンナ・ヴォカレクという女優さん、あまり知られていませんが、なんかすごく良い味出しています。

そのアイガー北壁、なんと岩盤の中を電車が通っているそうで。映画の中にも、鉄道施設の通用口(?)みたいな所から壁の途中にアクセスするシーンがあります。すごい事考えるなーと思いますが、もし命懸けで壁を登っている最中にそんな人工物を見たら、ん?ってなりませんかね。一瞬浮世に引き戻されるというか。

 

アイガー北壁と比べるべくもありませんが、谷川連邦の万太郎谷というルートを登っている時にそんな感覚になった事があります。一般登山道ではない結構な山奥なんですが、沢を歩いていると突然関越トンネルの巨大な換気塔が現れて、ん?ってなりました。噂には聞いていましたが、実際みると違和感を感じます。そして、「あぁ、来週から会社かぁ」みたいな思考が頭をよぎります。非日常を味わたいくて山に来ているのに、なってこった。

程度の差はあれどキャンプ場でもそんな感覚に陥る事があります。非日常的な空気感で気分も盛り上がっているのに、夕方になると流れる夕焼けチャイムだったり防災無線。平日キャンプあるあるですが、付近の幹線道路を走る早朝の通勤車の走行音。特にソロキャンプだと気になっちゃいます。まぁ車横付けできるような場所でキャンプしてるやつが文句言うなよ、って感じですけどね。

 

人里から隔離された雰囲気を味わえたキャンプ場はこちら。

ojisanga.hatenablog.com