おじさんがブログをはじめました

今更ながらブログをはじめました。キャンプなど日々のこと。

ローソクの実力を見直す

キャンプの夜のお供にはオイルランタン。鉄板の楽しみ方ですが、実はローソクも嗜好品として相当なポテンシャルを持っています。シンプルで故障が少ないのと、オイルランタンとは違う趣があります。沼にハマりいくつかのキャンドルランタンを入手済み。なんかいつの間にかガラクタが増えてるんだけど、という妻の冷たい視線が突き刺さります。

どこまでも深い沼



こちらはロゴス(LOGOS)の1000円位のキャンドルランタン。先人達の知恵を借り、ムラエのMTG-4というオイルキャンドルでオイル化しましたが、出し入れやオイルの補充がめんどくさ過ぎて一瞬でやめました。先人たちよ、申し訳ないが役に立たない知恵でしたぞ。

ロゴス

今はシンプルにティーライトキャンドルを入れて使っています。赤いキャンドルはイケアで購入した香り付きのモノ。反射、拡散される光がなんとなく赤っぽくなるような気がします。

ティーライトキャンドル単体では一般的に燃焼時間4時間とされていますが、イケアのティーライトキャンドルをこのランタンで使用すると5時間以上燃焼します。気候条件にもよるのかもしれませんが。

 

大きめのキャンドルランタンに丁度良いローソクは無いかと探しました。なるべく太目で短く、燃焼時間の長めのもの。たどり着いたのが、東海製蝋の【月あかり 太 二時間】という商品。太さ1.7センチ、長さ8.5センチで2時間燃焼します。

月あかり 太 二時間

 

なんだか昔懐かしい濃厚な蝋の香り。炎は大きく明るいです。安定した炎の大きで燃焼してくれますが、芯のコンディションにより時々炎が大きくなったりします。それもまた味わいぶかく、燃焼中の蝋の香りも良い。ホヤの上部と上蓋に少し煤がつくことがあります。赤いローソクを選んだのは、光が赤っぽくなりそうな、ロマンの予感がしたからです。蝋自体が光を屈折拡散させてぼんやり赤く見えて、ロマンの予感は的中。

残念ながら近所では購入できず、送料はかかりますがネットでの購入。コスパはあまり良くないかもしれませんが、実に趣深いこの商品、リピート確定です。

上質な明かり

もうワンサイズ大きい、ダルマローソクという4時間タイプも購入しましたが、このランタンには少し長すぎたようです。こちらのダルマローソクも楽しみたいという欲望に勝てず、ちょうど良い大きさのランタンを探していますが、なかなか良いものに巡り合えていません。完全に目的と手段が逆転してしまっていますが、それくらい魅力的であり、沼なんです。どうしてくれるんですが、こんな事になってしまって。50万年前、火を扱いはじめた先人に感謝していますが、クレームも言いたい。

 

どうでも良いですが、ローソクを取り扱う時の「カタン」というか「コトン」というか、硬質だけどしっとり柔らかいみたいな音、たまらなくないですか。ちょっと変態かもしれません。

 

ホームセンターなどで購入できるカメヤマの特大ダルマは燃焼中ずっと同じ大きさの炎で安定して燃えてくれます。芯のサイズや使用するランタンにもよるのかもしれませんが。ちなみにこちらは蝋の香りは弱めです。

ojisanga.hatenablog.com

 

 

水濡れにも強く、登山の際にも毎回持ち歩いていました。山歩きにも、ローソクの携行をオススメします。

ojisanga.hatenablog.com