おじさんがブログをはじめました

今更ながらブログをはじめました。キャンプなど日々のこと。

2022年 8月上旬 三依渓流釣り場

温泉旅行2日目。

ホテルの朝食バイキングで満腹になり動きが鈍りましたが、重い腹に鞭打って早めに宿を出発。三依(みより)渓流釣り場へ向かいます。過去に何度かお世話になっているこちらのスポット、実はここを訪れたくて、比較的近い塩原温泉に宿を借りたわけです。以前は日光側の湯西側温泉からアクセスしていましたが、なんとなく違う所に泊まってみようかという事で。塩原温泉から日光市三依地区までは、ゆっくり走っても30分かからない程度。

爽やかなこの場所にやってきました。

システムは人数分の入漁料を払い区画を選んだ後、ニジマスイワナ、ヤマメから好きな魚種を選び1人5匹づつ放流してもららう形。我が家は2人分にしたので計10匹。ニジマスは釣れすぎてしまうし、前回まぐれでイワナとヤマメも釣れたので、欲を出してニジマス4匹、イワナ3匹、ヤマメ3匹の内訳で放流してもらいました。入漁料1人3000円×2、貸竿一本200円×2、えさのブドウムシ600円を支払い釣りスタート。竿の使い回しはOKです。年にもよりますが、アブなどは多少いますので心配なら虫除けスプレーをこまめにしましょう。

釣りスタート

糸が切れてしまったりした場合、竿交換は100円。屋外用の椅子は無料で借りられます。釣りも良いのですが、時間制限なども無いのでガツガツしません。涼しい木陰で美しい清流を眺めながら、浮世から隔絶されたこの場所を流れる、のんびりとした時間を味わいます。

釣りは休み休み

 

お客さんが入っていない区画は自由に釣って良いそうで、腕に自信がある人は何匹釣っても追加料金は無し。竿を持参して数区画を借り、本格的な釣りを楽しんでいるお客さんもいました。

浅瀬では川遊びもでき、日除けの簡易テントなども持ち込み可能。広場にはボール遊びができる道具やハンモックなどもあります。ここのハンモックで昼寝が最高なんです。キャンプまではしないけど、アウトドア気分で1日のんびりしたい人には最高の場所。下手なキャンプ場より非日常を味わえます。

ここに住みたい

さて、釣果はというと、ニジマス4匹のみ。残念ながらイワナとヤマメは釣れませんでした。釣った魚は調理してもらいます。塩焼き1匹200円、唐揚げ1匹200円、そして今回は初めて、お刺身をお願いしてみました。1匹600円×2。生ワサビ付きで、皮はサービスで唐揚げにしていただきました。

うまそう!

初体験のニジマスのお刺身、身がピンク色で実に旨い。歯ごたえのあるサーモンみたいな感じですが、生臭ささなど皆無。魚の味と弾力をストレートに味わえます。爽やかな生ワサビとの相性も抜群で、ほとんど子供たちに食べられてしまいました。オーナーと少しお話をしたところ、甲殻類を混ぜた餌で育てると身がピンク色になり旨味が増すらしいです。そして何と言っても水。この土地の綺麗な水があるからこそ、美味しい魚に育つとの事。納得です。

塩焼きがうまいのは言わずもがな。唐揚げがこれまた非常に旨い。魚の唐揚げでよくあるのは、臭みを消すためかフライドチキンのような衣の味しかしないものがありますが、ここの唐揚げはとても上品な味付けで、魚本来の味を味わえます。三依渓流釣り場の川魚料理、どれも本当にハイクオリティーです。

ホテルの朝食バイキングをさんざん食べたのに腹が減ってしまった子供たちのために、おにぎりともり蕎麦を追加注文。すみません写真撮る余裕が無かったですが。おにぎりは甘じょっぱいマスのふりかけ(?)か何かがまぶされていて米が進む進む。蕎麦も太めの田舎蕎麦で、生ワサビ付き。こちらもコシ喉ごし申し分なく、ペロリ。米も蕎麦も、水のが良いからより美味しくなる。常連さんかご近所の方かと思いますが、フラっと来て蕎麦を食べている人もいました。

 

こちらの三依渓流釣り場、たびたび台風や豪雨の被害に遭われています。その度に心折れずに復旧作業をされるオーナーには頭がさがります。家族4人、1万円ちょっとで1日豪遊(?)でき、大満足の癒しのスポット。これからも頑張ってほしいです。

 

ホテルニュー塩原からゆっくり走って30分。

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