炊事場はお湯が出ます
キャンプ場のレビューなど見ていると、炊事場でお湯が出るかどうかを気にする人が多い模様です。確かに冷たい水で冬の洗い物は修行、私はそんなのゴメンです。自宅ではガンガンお湯を使います。手の脂分が落ちてカサカサになりますがおじさんなので気にしません。
おじさんの手脂の話は気持ち悪いのでどうでも良いとして、キャンプ場ではお湯が出るかどうか気にするよりも、食器やナベなど洗わないというのも手だと思います。
実際、私はキャンプ場で洗い物をしません。キャンプ慣れしている人やテント泊登山をする人は普通にやってると思いますが、鍋も食器もそのままか、良くても軽くティッシュで拭くだけです。
キャンプ場って大体自然の多い場にありますよね。下水なんて整備されていない場所が多いと思います。トイレは仮設だったり浄化槽で処理するにしても、シンクの排水はそのまま垂れ流しだったりもします。たとえ浄化槽を介すとしても、浄化槽は微生物の力を借りて水をキレイにしているので、油や塩分はなるべく流さない方が優しいのです。
このように自然環境への負荷を考えたりもしますが、本音は「洗い物めんどくさい」です。洗い物してる時間薪を割ったり、焚き火して遊んだ方が楽しいです。私の性格上、キャンプ場で洗い物などしても汚れを落としきれていなくてどうせ家で洗う羽目になりそうですし。
料理の味が混ざるのを気にする人も多いのかもしれませんが、前の料理の味を出汁として使うというか、アレですね、継ぎ足しの秘伝のタレ感覚。あまり凝った料理などはしないので、徐々に濃いものにしていくなど多少は考えています。
ラーメン → スパゲッティ → カレー
ラーメン → 残り汁で豚汁的な何か → 残り汁でカレー
大体最後はカレーにすれば大丈夫です。アヒージョの残り油だって、カレーに入れてしまえば全部飲めます。「カレーなら毎日食える」「カレーが好きすぎて死にそう」っていう人も多いと思うので、何なら毎食カレーにしてしまえば良いんです。
たとえカレーの後に何かつくるとしても
カレー → うどん
は鉄板ですよね。出汁:カレー=9.5:0.5位の割合でもカレーうどん風味を楽しめます。
意外なところで、
カレー → クリーム系パスタ
これ、ほんのりカレー味で美味しかったです。
こうなったらもう炊事場のお湯の話はどうでも良くて、つまりカレーは偉大です。すべてを包み込む懐の深さ、万物の頂点に立つ料理だと思います。
ああ、でも湯たんぽのお湯を沸かすときは、お湯が出る炊事場があるとすごく助かります。結局、お世話になっております。
ぱっと見とは裏腹に高規格なオレンジ村オートキャンプ場では遠慮なくお湯を使わせていただきました。