EVERNEW エバニュー Backcountry Almi Pot
エバニュー Backcountry Almi Pot(バックカントリーアルミポット)
ある日近所のWIld-1を徘徊しているときに見つけて一目惚れしてしまいました。
なんだか昔の給食を運ぶ容器のミニチュア版みたいでかわいいです。妻の「無くても困らないよね」という冷徹なツッコミに肝を冷やしながらも、焚き火にコレをブチ込んで米を炊きたい欲望に勝てず購入してしまいました。
結構肉厚のアルミで作られていて丈夫そうです。一番下の目盛りで大体米1合、2番目の目盛りまで水を入れます。
米に水を吸わせてから焚き火に直接ブチ込みます。うおおたまらん。
ぐつぐつしてきたら重いものを乗せて蓋が開かない様にして少し火から遠ざけます。焚き火用の三脚があると、鎖で吊るして高さを変えて火力調整をするという更なるロマンが味わえると思います。
これをスタッキングする事にエネルギーを費やす人が多いそうで。そういう人たちのブログを読んでいるうちにまんまと感化され、散財しました。メスティンに色々詰め込むのと同じ世界観だと思います。
まず本体からツルを外して、昔先輩から貰ったエバニューチタンクッカーセットSセラミック(だと思われる)の大きい方ににスタッキング。ツルの取り付け部分を注ぎ口に合わせるとピッタリです。
その中にエバニューのチタンカップTi570Cup、チタンmulTiDish (マルチディッシュ)、チタンカップ400FDの順にスタッキング。オマケでベルモントのトレールカップ。
取り外したツルはチタンクッカーの蓋の内側にはめ込みます。この状態でバックカントリーアルミポットの蓋をしてもちゃんと蓋が閉まります。凄過ぎるぞ、エバニューさん。
ソロキャンプでこんなに使うか問題はさておき、直径15センチほどの小さな鍋にこんなに食器類が入っているというだけの、謎の満足感を得られます。そして根拠の無い無敵感を味わえます。財布の中に鎮座する五百円玉と同じくらい無敵です。ついでにもう一個小さい物がスタッキングできるらしいですが、試していません。より無敵を目指す人は是非試していただきたい。
徒歩キャンプなどでは炊飯鍋と調理鍋、皿とマグカップ全部をコンパクトに同梱できるので本当に無敵かもしれません。
焚き火にブチ込んだ後は当然煤だらけになります。自宅に持ち帰り洗うだけなら気にしませんが、このスタイルで焚き火をしながら旅をする場合、私のように食器を洗わない人は薄手のビニール袋を併用するなど対策が必要です。
記事の中で使用している焚火台はこちら。旅のお供に最適なベルクロートのen(エン)という焚火台です。